今日はハルツ地方第二弾、Quedlinburg(クヴェトリンブルク)の街をご紹介します!

ここクヴェトリンブルクはユネスコ世界文化遺産としても有名な1000年の古都。幸運にもあまり戦災を受けなかったため、歴史的建造物がそのまま保存されています。

まずこのクヴェトリンブルク駅を背に、街中へと向かいます!






しっとりとした町並みを眺めていると、ベルリンのガラス建築に目が慣れている私は「本当に同じドイツ?」と疑いたくなります。
木組み建築に興味がある方にお勧めしたいのが「Fachwerkmuseum Staenderbau(木組みの家博物館)」。
この右の写真の白い建物がその博物館なのですが、この建物、14世紀に建てられ、1965年までは住居としての機能を果たしていたんですって。私は建物内の傾斜具合に平衡感覚を失い、フラフラしてしまったというのに・・・。
ここでは木組みの構造や屋根の構造の解説があるんですが、是非見て欲しいのが2階にある装飾の解説。ドイツ語のみの解説ですが、絵と写真で解説してあるので、ドイツ語がわからなくても十分理解できると思います。

ここで知識を入れるのと入れないのでは雲泥の違い。町歩きの楽しみが全然違います。
例えばこちらの建物。博物館に入る前は「すごい歪み方・・・」という印象しか受けなかったのですが、出てきた後は友人と「これはルネッサンス様式だよね!」と薀蓄合戦w
この黒い部分に彫り込まれた扇形の彫刻が、ルネッサンス様式(1535-1610)の特徴なんだそうです。





またこの建物は後期バロック・古典様式(1710-1830)の代表的な建物だそう。右側が装飾の拡大写真ですが・・・よーく見ると浮き彫り調に描かれた絵でした!
博物館に行ったおかげで、あちこちキョロキョロしながらいろんな装飾を見つけることができました。皆さんも是非!

上の古典様式の建物は、石畳の残る風情ある坂道を上ってきたクヴェトリンブルク城のふもとにあります。

クヴェトリンブルク城というのもこの町の見所の一つで、遡ること919年、ドイツ初代の王ハインリヒ1世の居城の一つとして建てられたものだそう。その後女子修道院になり、現在は博物館として町の歴史を展示しています。
この写真はクヴェトリンブルク上横にあるStiftskirche St.Servatius(聖ゼルヴァティウス教会)。こちらも12世紀建造の重要な歴史的建造物です。







城山に整備された庭園からは、ハルツ山地や木組みの家々の素晴らしい景色をまた見渡すことができました。









ベルリンからは少し遠いですが、乗り換えなしのエクスプレスも出ているし、何よりこんなに可愛いペンションが町中にたくさんありました。古き良きドイツにタイムスリップしたい方、ハルツ山地お勧めです!