もう何日か前のことになりますが、先週金曜日(6月30日)にあったドイツ対アルゼンチン戦の時の私の住んでいる街の様子について書いておきます。サッシャさんが、ワールドカップの試合がないドイツの都市に住んでいる人から、どうなっているのか聞きたいとの要望がありましたので。

私は、ノルトライン・ヴェストファーレン州のビーレフェルトという人口およそ33万人の都市に住んでいます。W杯のある近くの都市は、ドルトムントとハノファーです。
あの日は、片付けねばならない用事があって、午後5時過ぎに街に出ました。

ちょうど5時から、ワールドカップのドイツ対アルゼンチンの試合が始まっていて、街は完全にお祭り騒ぎになっていました。まずバスがいつものように街の中心部までいかない。スクリーンが出ているため中心部を迂回して他のバス停で下りねばなりませんでした。

街の中心部の道路は歩行者天国となって、大勢の人が4,5階のビルの上に設置された大型スクリーンを見ていました。金曜日の午後5時過ぎだと、もう週末の感覚です。このところ午後10時半でもまだくらくならない時期ですから、日がさんさんと降っていました。空は青く、雲一つない快晴です。出店が出て、飲み物と軽食を販売していました。

普段は車が走っている道路が人で埋まって、野外観覧場となっています。私が通りかかった時は、まだアルゼンチンが1対0でリードしていて、皆心配そうにスクリーンを見ていました。うなる歓声、いたるところでドイツ国旗が舞っていました。大きなアルゼンチンの国旗を振っている一群もありました。とにかく人が多く、この街でこれだけ人が群れているのに出会ったことがないです。写真に撮れなかったのが残念。

街をと通り抜けて歩いていきましたが、カフェーでは路上にテレビを設置していましたし、驚いたことに銀行の中にもスクリーンがはいっていました。どこにいってもテレビの国営放送の中継を見ていました。
人口およそ33万人の都市、ビーレフェルトがこんな雰囲気になっているのをこれまで見たことがありません。

試合は1対1となり、延長しても決着がつかず、PK戦となり、ドイツが勝ちました。試合後半終了の10分前に自宅に帰ってしまっていたので、街の様子を知りようがありませんが、ものすごい騒ぎになっていたに違いありません。